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働く必要がないほどのお金を手に入れても、結局人は働き続ける

セキュリティ推進室のユウゴです。

先日友人がこんなことを言っていました。
「働く必要がないほどのお金を手に入れても、結局人は働き続ける」と。
私がもし莫大な資産を得たら、日本一周や趣味のプロ野球を毎日球場で見たりなど、夢の達成のため働かない可能性が高いと思っていたので、目から鱗な意見でした。
そこでちょっと考え方を変えてみて、莫大な資産を得ても働き続ける利点について考えてみたので述べさせていただきます。

・能力の維持と成長
長期間働かないことはスキルや知識の低下を招く可能性があります。
特に専門性の高い仕事の場合、社会の変化に対応するためには継続的な学習と実践が不可欠です。
働き続けることで自身の能力を維持・向上させ、社会の変化に対応していく喜びを感じる人もいるでしょう。

・健康維持と生活リズム
適度な労働は心身の健康維持に繋がる場合があります。
規則正しい生活リズムを保ち、適度な運動や知的活動を行うことは、健康寿命を延ばす上で重要です。
退職後の生活が単調になりがちだと感じる人にとっては、働くことが生活のメリハリとなり健康維持に貢献する可能性があります。

・次世代への貢献とロールモデル
自身の仕事を通じて得た経験や知識を次世代に伝えたり、社会に貢献したりしたいと考える人もいます。
また勤勉や働く姿を子供や周囲の人々に見せることは、良い影響を与えロールモデルとなる可能性があります。

・自己実現と社会との繋がり
仕事は単なる収入源ではなく、個人の能力を発揮し目標を達成する場です。
富を得ても、仕事を通じて得られる達成感や社会への貢献意識は、人生の充実感に不可欠であると思います。
また仕事は他者との交流を生み出し、社会との繋がりを保つ重要な役割を果たすでしょう。
孤立を防ぎ、社会の一員としての実感を得るために働き続けるという選択肢も大事なことです。

私はこの「自己実現と社会の繋がり」が一番重要なことだと思っています。
人間はなにかしらのコミュニティに属して社会との関係性がないと、楽しく生き続けるのはとても難しいでしょう。
しかし、それでも働くのをやめて自由な時間を楽しむという意見の方も当然いらっしゃるのかなと思います。
まぁ、あまり現実的ではない話かもしれせんが、皆さんはもしこの立場になったらどちらのスタイルを選びますか?

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