他者に対する共感力と説得力
専務のとしです。
最近思うことを投稿させて頂きます。
かつて見聞きした話で、信長だったか秀吉だったか失念しましたが、他の大名を味方につけるとき、
相手に対して、「あなたの為なら何でもする。」「あなたに何かあれば命を懸けて守る。」「あなたのためなら死ねる。」とまで言い切って、味方につけたい大名の心を掴んでいったとのことです。
ただ、意に反せば攻め落とすという、何とも怖い話ですが・・・。
この話の教訓とは、相手に対する共感力と相手をどう説得できるか、ということなのではないでしょうか。
要は、どれだけ相手の懐の中に入って行き、自分の考えている方向にもっていこうとするか。
自分のことを評価するのは自分ではなく相手(他人)であるとの認識に立ちながら、
私たちシステムエンジニアは良い意味での「策士」になることは、時には必要ではないかと思います。
幸福は自分自身の決意(覚悟)と行動でつかむしかない。
そのためには、賢くなっていかなければいけないということです。
意に反せば攻め落とすとは、善い人だけでは人生も仕事もやっていけないということなのでしょう。
現代に置き換えれば、時には言いづらいことも、言い方には当然気を付けながら、
青年らしく堂々と語りきっていくことだと思います。
縷々(るる)思っていることを述べましたが、是非、自身に置き換えて模索して頂きたいと思います。